増税か。国家の役割の縮小か。債務危機か。必然的な財政膨張が迫る根本的選択。財政改革指南役が明らかにする衝撃的な未来。2020年FTベスト経済書。

政府は巨大化する
小さな政府の終焉

定価:3,850円(税込)
発売日:2022年01月19日
ISBN:978-4-532-35912-6
上製/四六判/440ページ
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おすすめのポイント

大増税か、国家の役割の縮小か。それとも債務危機か。
逃れられない究極の選択。従来の常識を覆す新鮮な問題提起。
この先30年にわたる国家財政の未来を描く。
2020年フィナンシャル・タイムズ紙ベスト経済書

■医療、介護、気候変動、年金、インフラ整備、格差問題、教育投資、雇用確保……。コロナ禍への緊急対応のうえに、政府に持続的に加わる支出拡大の圧力。国家財政はこれからどうなるのか。政府が直面する本当に重要な課題は何か。
■実は、支出拡大の最大の領域は、技術の進歩が顕著な医療だ。年金はもはや大きな焦点ではなく、パンデミック対応も脇役でしかない。大きな政府か、小さな政府かというイデオロギーの違い、政策選択の内容にかかわらず、各国はこれまでにない財政の膨張に直面せざるをえないのだ。
■先進国経済に通じた財政改革の指南役が、数量データ、バランスのとれた明晰な分析、緻密な論理構成をもとに先進国財政が直面する支出拡大圧力を読み解く。医療技術と医療費増大の因果関係、雇用安定化・所得補助とデジタル化、介護サービスの展望、気候変動問題と国家財政の関係など、経済構造の変化と財政との関わりを明快に分析。さらに、ボーモルの「コスト病」説の問題、現代貨幣理論の誤りなど、経済理論上の論点も浮かび上がらせる。

著者・監修者プロフィール

マーク・ロビンソン(まーく・ろびんそん)

財政コンサルタント
世界五大陸の発展段階の異なる30以上の国々の財政改革について助言活動を行う。官僚、大学教授、IMFシニア・エコノミストを歴任。政府財政に関する30以上の書籍・論文がある。OECD、EU、APEC、NATOや各国財務省主催のカンファレンス、シンポジウムにゲストスピーカーとして招聘される。OECD予算・公共支出アドバイザリー・パネルのメンバー。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

月谷 真紀(つきたに まき)

翻訳家
主な訳書に、ラジャン『第三の支柱』(みすず書房、2021)、ゲマワット『VUCA時代のグローバル戦略』(東洋経済新報社、2020)、ランドルフ『不可能を可能にせよ! 』(サンマーク出版、2020)、カプラン『大学なんか行っても意味はない?』(みすず書房、2019)などがある。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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