医療も経済も。巨大リスクに対応できる日本へ。政府分科会メンバー、構想力に富む経済学者が挑む危機を乗り越える社会の設計図。

ポストコロナの政策構想
医療・財政・社会保障・産業

定価:2,750円(税込)
発売日:2021年11月17日
ISBN:978-4-532-35906-5
上製/四六判/352ページ
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おすすめのポイント

「この国のかたち」を変える

このままでは、日本は長期衰退に陥る!
政府分科会メンバー、構想力に富む経済学者が危機を乗り越え、経済社会を再構築するための道を指し示す。

オリ・パラ開催・観客論争、後手に回った感染拡大防止対策、PCR検査体制・医療体制の不備、ワクチン接種をめぐる縦割り行政、中央・地方政府間の連携の悪さ、医療専門家と経済専門家との不協和音、露呈したデジタル化の遅れ。さらに日本は、生産性・経済の低迷のために、長期衰退も、もはや絵空事ではなくなった。

日本はコロナ対応において、どこで、何を、どう間違ったのか。危機を突破する道はどこにあるのか。カギはガバナンス(統治構造)とリスクシェアのあり方を変えることにある。
経済学の知見をもとに、コロナ危機に対する数々の政策を早くから提言し続けてきた経済学者が、日本社会を立て直すための包括的な政策ビジョンを提示。コロナ対策をめぐる意思決定過程を間近で見てきた著者だけにしかなしえない観察、洞察にもとづき、豊かな構想力で描き出す。

目次

  1. 第1章 コロナ禍を乗り越える道――何が問題なのか?

    第2章 医療政策のガバナンス――誰が決めるのか?

    第3章 医療政策はどう決めるべきか?

    第4章 医療のビジネスモデルの転換――かかりつけ医

    第5章 これからの危機――コロナ禍から財政危機へ

    第6章 ポストコロナに向けた税財政の国際協調

    第7章 新たな個人への支援策

    第8章 国と地方の関係の再構築を

    第9章 長期衰退を回避する――デジタル化、新たなリスクシェア

    第10章 企業の事業構造の転換――ビジネスモデルの転換、債務処理、雇用対策

    第11章 コロナ後の経済・社会へのビジョン――ポストコロナ八策

    第10章 事業構造の転換

    第11章 コロナ後の経済・社会へのビジョン:ポストコロナ八策

著者・監修者プロフィール

小林 慶一郎(こばやし けいいちろう)

慶應義塾大学経済学部教授、経済産業研究所プログラムディレクター・ファカルティフェロー、キヤノングローバル戦略研究所(CIGS)研究主幹、東京財団政策研究所研究主幹(客員)
東京大学大学院工学系研究科修了(工学修士)、シカゴ大学Ph.D. (経済学)。通商産業省(現経済産業省)、経済産業研究所を経て現職。専門はマクロ経済学。財務省財政制度等審議会臨時委員、新型コロナウイルス感染症対策分科会及び基本的対処方針分科会構成員。
主な著書に『日本経済の罠』(共著、日経・経済図書文化賞、大佛次郎論壇賞奨励賞)、『財政破綻後』(編著)、『コロナ危機の経済学』(共編著)など。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

佐藤 主光(さとう もとひろ)

一橋大学経済学研究科教授、同大学社会科学高等研究院医療政策・経済研究センター長、東京財団政策研究所研究主幹(客員)
一橋大学経済学部卒業、クイーンズ大学(カナダ)Ph.D. 取得。専門は財政学。政府税制調査会委員、内閣府規制改革推進会議委員、財務省財政制度等審議会委員、内閣官房行政改革推進会議歳出改革ワーキンググループ委員、東京都税制調査会委員などを歴任。
主な著書に『地方交付税の経済学』(共著、日経・経済図書文化賞)、『地方税改革の経済学』(毎日エコノミスト賞)、『震災復興:地震災害に強い社会・経済の構築』(共著)など。
2019 年日本経済学会石川賞受賞。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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