フィナンシャル・タイムズ紙編集長として紙からデジタルへの転換とグローバルメディアへの変貌を成功させた著者が激動の15年を回顧。

権力者と愚か者
FT編集長が見た激動の15年

定価:4,400円(税込)
発売日:2021年09月17日
ISBN:978-4-532-35883-9
上製/四六判/596ページ
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おすすめのポイント

紙からデジタルへ
変革を導いた編集長が
激動の時代を振り返る

2005年から2020年まで、コロナ禍以前の時代にフィナンシャル・タイムズ紙(FT)編集長として、世界中の「権力の側」の人と対話する機会にめぐまれた著者は、世界金融危機、欧州債務危機、ポピュリズムの勃興、ブレグジット、トランプ米大統領就任、米中対立激化という特筆すべきニュースを最前線で目撃した。それは戦後世界秩序の崩壊だった。
この間、伝統的メディアは塗炭の苦しみを経験した。若者は主流メディアを信頼しなくなり、ネットで情報を集めるようになった。一国の指導者が「オルタナティブ・ファクト」を広める時代に、デジタル・ファーストを実現した報道機関はいかにしてファクトに基づいた報道を届けられるのか。
ブレア、ブラウン、キャメロン、メイ、ジョンソンといった歴代英首相のほか、トランプ米大統領、プーチン露大統領、メルケル独首相、モディ印首相、安倍首相といった世界的要人が登場。世界秩序の「破壊の現場」に立ち会った著者が日記形式で著した回顧録。

目次

  1. 第1部 金融の時代を生きる
    2005年 はじまり
    2006年 バブル・トラブル
    2007年 信用収縮

    第2部 崖から落ちた世界
    2008年 リーマン破綻
    2009年 アフターショック

    第3部 緊縮経済、レベソン、iPhoneの時代
    2010年 連立
    2011年 津波
    2012年 ニュー・メディア、オールド・メディア
    2013年 ハッピー・アニバーサリー
    2014年 王室のプランナー

    第4部 ブレグジットと右派ポピュリズムの勃興
    2015年 日経に加わる
    2016年 ブレグジット

    第5部 最終幕
    2017年 中心を保つ
    2018年 プレジデンツクラブ
    2019年 承継

    エピローグ
    謝辞

著者・監修者プロフィール

ライオネル・バーバー(らいおねる・ばーばー)

フィナンシャル・タイムズ紙(FT)前編集長。
2005年から2020年1月まで15年間にわたり編集長を務め、FTを紙の新聞社からデジタルを含むマルチ・チャネルで事業展開するグローバルな報道機関へと変貌させた。編集長時代には有料購読者数100万人を突破、数多の国際的なジャーナリズム賞にも輝いた。在任中、FTは2007年度と2017年度のブリティッシュ・プレス・アワードでニュースペーパー・オブ・ザ・イヤーに、2018年度と2019年度のブリティッシュ・ジャーナリズム・アワードでニュース・プロバイダー・オブ・ザ・イヤーに選出された。
1978年オックスフォード大学卒業。スコッツマン紙で記者としてのキャリアを始める。サンデー・タイムズ紙を経て、85年FT入社。ワシントン特派員、ブリュッセル支局長、ニュース・エディター、大陸欧州版編集長などを経て、2002年より米国版編集長、2005年から2020年1月まで編集長。フランス語とドイツ語に堪能。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

高遠 裕子(たかとお ゆうこ)

翻訳者。主な訳書に、ヘンダーソン『資本主義の再構築』、キンドルバーガー他『熱狂、恐慌、崩壊』、ボールドウィン『GLOBOTICS(グロボティクス)』、ゴードン『アメリカ経済 成長の終焉(上・下)』(共訳)、シーリグ『20歳のときに知っておきたかったこと』などがある。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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