金融危機をどう舵取りしたのか、破綻長銀の引き受けはどのように決まったのか――。初代金融再生委員長が危機対応の真相を初めて語る。

平成金融危機
初代金融再生委員長の回顧

定価:2,750円(税込)
発売日:2021年03月24日
ISBN:978-4-532-35880-8
上製/四六判/368ページ
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おすすめのポイント

読売・吉野作造賞を受賞するなど高く評価されている『平成の経済』(小峰隆夫著)。ただ惜しむらくは金融危機について詳細に記述する紙幅の余裕はありませんでした。本書は、そのニーズに応えるもの。金融危機収拾の舵取りをした自民党きっての金融通の政治家が、金融危機の顛末を初めて語ります。著者の米国のパートナーであったガイトナー財務長官の『ガイトナ-回顧録』の日本版となるものです。
「禍根を残した日銀窓口指導廃止」「シナリオ通りだった大蔵省負担決定」「金融危機処理に何の口も出さなかった自民党」「存在感はそれほどなかった政策新人類」「金融監督庁誕生の攻防戦」など、いまだから明かせる秘話が満載の金融危機の本当の話です。
『平成金融史』(中公新書)『バブル経済事件の深層』(岩波新書)など経済ジャーナリストによる新書の近刊においても筆者はインタビューに応じておらず、破綻した長銀を譲渡するに当たってのプロセスなど本書はオリジナルの内容に富んでいます。

目次

  1. 第1章 難航する大蔵行政

    第2章 バブルの生成と崩壊
             
    第3章 金融機関のリスクへの転化 

    第4章 大手金融機関の破綻と国会の対応 

    第5章 金融再生委員長として
                
    第6章 金融担当大臣として

著者・監修者プロフィール

柳澤 伯夫(やなぎさわ はくお)

静岡県農業共済組合連合会会長理事、特定非営利活動法人日本茶インストラクター協会理事長
1935年生まれ。1961年東京大学法学部卒、同年大蔵省に入省。衆議院議員(8期)、国土庁長官(第31代)、国務大臣(金融再生担当)、金融再生委員会委員長(初・第7代)、金融担当大臣(初代)、自由民主党税制調査会会長、厚生労働大臣(第7代)、城西国際大学学長、社団法人日本茶業中央会会長、静岡県土地改良事業団体連合会会長、全国土地改良事業団体連合会理事、河村電器産業株式会社監査役(非常勤)などを現任・歴任

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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