新型コロナの感染拡大は、不動産市場の不可逆な変化を加速させた。都心から郊外へ、安く、広くへ-。豊富なデータから先を読む。
ISBN:978-4-532-35879-2
並製/A5判/224ページ
おすすめのポイント
新型コロナの感染拡大で、不動産市況も大変化。
その動きと、将来の見通しを豊富なデータから解説。
不動産を売る人、買う人、借りる人、必読の1冊
・アベノミクスによる異次元の金融緩和によって演出された不動産バブルは、すでにピークを過ぎていたものの、2020年の新型コロナウィルスの感染拡大により、まったく違った局面を迎えました。
・人口減少、デジタル化などによる都心オフィス需要の低下には、ますます拍車がかかり、テレワークの広がりで郊外の住宅需要はかつてないほど活況を呈しています。
・こうした動きは、今後、どこへ向かうのでしょうか。豊富なデータを駆使して、現状を観察し、将来を見通します。不動産を売る人、買う人、借りる人はぜひとも読んでおきたい1冊です。
目次
- 序 章 不動産バブルを直撃した新型コロナウィルス
第1章 アベノミクスがつくった不動産バブル
第2章 パンデミックによる住宅・不動産市場の変化
第3章 社会環境の変化が加速した
第4章 超高齢化社会が不動産市場を活発化させる
第5章 「安さ」と「広さ」が求められる時代
第6章 実店舗がなくなると、どうなるのか
第7章 都心から郊外への逆還流
第8章 ポストコロナの不可逆的変化
終 章 不確実な時代にどう不動産に向き合う
著者・監修者プロフィール
ネットワーク88代表
福岡県出身。九州大学法学部卒。不動産市況アナリストとして、バブル崩壊以前の1989年に関西圏から不動産価格の下落を予測。現在、ネットワーク88を主宰、不動産業の経営、事業・営業戦略のアドバイスなどに活躍中。著者に『不動産これから10年のトレンド』『下がり続ける時代の不動産の鉄則』など多数。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。