ポストコロナの世界経済は、日本化の蔓延? 各国が苦悩し、マーケットを動かすキーワードとなった経済病「日本化」の真相に迫る。

日本化におびえる世界
ポストコロナの経済の罠

定価:本体2,200円+税
発売日:2021年02月24日
ISBN:978-4-532-35877-8
並製/四六判/256ページ
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おすすめのポイント

コロナ危機によって厳しい現実に直面している世界経済。その対応策について先進国は口をそろえて、財政赤字の削減と景気刺激策の実施という、二律背反の経済政策が求められる難しい局面に入ることを述べています。でもこれは日本がこの数十年直面していた危機的状態ではないでしょうか ?
今年より来年のほうが良くなる展望が開けず、どんよりとした重苦しい空気はどこかで見た覚えがあります。かつて発展に向けなかなか離陸できなかったアジア、1980年代の改革が遅々として進まなかった欧州、そして90年代以降の金融危機、デフレ、低金利の罠にとらわれた日本です。この状況は、いつしか「日本化」と呼ばれるようになり、新型コロナウイルスの感染拡大(パンデミック)で世界に広がろうとしています。
「日本化」には現実の問題に適切な対応ができない政策の稚拙さというニュアンスも込められるようになっていますが、経済の弱体化は2000年の比ではありません。新興国も大きく政策の舵を切ろうとしています。突破口を見いだすためには、「日本化」の正体と、課題先進国日本の経験を明らかにする必要があります。
本書は、日本化に直面する世界と脱却できない日本の実態をずばり解説。日本化の登場から現在までの紆余曲折の変化を追い、海外の最新の議論と予測を紹介しつつ、2020年現在の日本と世界が直面している経済の業病について解説します。
筆者が日経電子版で「日本化」をテーマに書いた記事は多くのビューを獲得。このキーワードについての情報が求められている証拠です。

目次

  1. Ⅰ コロナ後の世界経済「日本化」蔓延

    Ⅱ 「日本化」の源流

    Ⅲ 「日本化」の深化

    Ⅳ 世界が「日本化」するなかでの日本

    Ⅴ 脱「日本化」の道

著者・監修者プロフィール

太田 康夫(おおた やすお)

日本経済新聞社編集委員
1982年東京大学卒業。同年日本経済新聞社入社。外報部、前橋支局、金融部を経て、90年チューリヒ(スイス)支局駐在、94年東京本社経済部、96年同次長、2003年編集委員を兼務。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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