世界的な供給体制、都市集中、人やモノの移動速度と複雑な混じり合い、政治・宗教対立が危機につながったことをダイナミックに描く。

WEAK LINK(ウィーク リンク)
コロナが明らかにしたグローバル経済の悪夢のような脆さ

定価:本体1,800円+税
発売日:2020年10月27日
ISBN:978-4-532-35868-6
上製/四六判/284ページ
購入画面へ進む

おすすめのポイント

◆The chain is only as strong as its weakest link
――鎖の強さはその最も弱い輪によって決まる
(イギリスの格言。今回のコロナ禍の本質を突く言葉として本書では用いる)

◆パンデミックが起き、世界全体に拡大し、未曽有の経済災害となったのは、グローバル経済のエコシステムにウィーク・リンクがあったのではないか。世界的な供給体制、都市への集中、人やモノの移動速度と複雑な混じり合い、政治や宗教による対立や断絶が、パンデミックを起点とした世界的な経済危機にどのようにつながったかをダイナミックに描く。

◆取り上げるテーマは日本よりも、世界に焦点を当てる。コロナウイルス危機のクロノロジーを描き、グローバル・エコシステムの最弱点に問題が起こり、それが弱いリンクを通していかに破壊的な力をもっていったかを解説する。

◆著者は日本経済の長期停滞やリーマン・ショック、ユーロ危機などについて、内外の情勢をすばやく集め、ノンフィクション的な筆致やアカデミックな知見を織り交ぜながら数々の名著を執筆してきた経済学者。2019年からは経済財政諮問会議の民間議員も務めている。

目次

  1. 序 章 世界システムの創造と崩壊

    第1章 スペイン風邪と新型コロナ

    第2章 ソーシャル・ディスタンシング

    第3章 自信過剰(Hubris)

    第4章 デジタル・デバイド

    第5章 中国

    終 章 「新冷戦時代」という神話

著者・監修者プロフィール

竹森 俊平(たけもり しゅんぺい)

慶應義塾大学経済学部教授
1956年東京生まれ。81年慶応義塾大学経済学部卒業。86年同大学院経済学研究科修了。同年同大学経済学部助手。86年7月米国ロチェスター大学に留学、89年同大学経済学博士号取得。2019年より、経済財政諮問会議民間議員

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

同じジャンルの商品

もっと見る

now loading