新型コロナの蔓延は自由主義の存続に警鐘をならす。歴史的視点から国家・企業・通貨をみてきた著者が、アフターコロナの世界を描く。

ポストコロナの資本主義
挑戦される国家・企業・通貨

岩村充
定価:本体1,600円+税
発売日:2020年08月24日
ISBN:978-4-532-35867-9
並製/四六判/192ページ
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おすすめのポイント

●巨大な政府資金は自由主義のコストだ
新型コロナウイルスの蔓延は、世界の風景を一変させた。街からは人が消え、経済は急激に冷え込んだ。各国は巨大な財政支出でこれを再び浮揚させようと四苦八苦している。
現在の自由主義は、19世紀に確立した。フランスや米国は血と汗と涙で自由を獲得し、株式会社制度・中央銀行制度が確立したのもこのころだ。自由主義の発展で中間層の生活水準は押し上げられ、度重なる不況も政府資金によって乗り越えることができたことで、自由主義は最高のシステムとして認識されてきた。
ただ、今回の不況期では、巨額な財政支出が見込まれ、自由主義の存亡が問われている。本書は、10年先の国家・企業・通貨の関係を展望することがテーマになる。

目次

  1. 第1章 コロナに震えた世界

    第2章 検査、検査、検査だ

    第3章 接触追跡システムの光と影

    第4章 金融政策ノーリターン?

    第5章 消費税を拡張付加価値税へ

    第6章 デジタルは夢か悪夢か

    第7章 グローバリズムは変わるのだろうか

著者・監修者プロフィール

岩村 充(いわむら みつる)

早稲田大学大学院経営管理研究科教授
1974 年東京大学経済学部卒業。日本銀行に入行し、主として金融制度全般の企画調整を担当。ニューヨーク駐在員、金融研究所などを経て、1998 年から早稲田大学教授。国際会計基準委員会委員や政府の各種委員会の座長や委員を歴任。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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