トランプ政権、人民元、デジタル課税――重大局面にどう向き合い、動いたか。「通貨マフィア」財務官を史上最長務めた著者の回想録。

通貨・租税外交
協調と攻防の真実

浅川雅嗣 著/清水功哉 聞き手
定価:本体2,200円+税
発売日:2020年07月17日
ISBN:978-4-532-35859-4
並製/四六判/268ページ
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おすすめのポイント

◆「日本の通貨マフィア」財務官を史上最長期間務めた著者が、重大局面とどのように向き合い、動いたかを語る回想録。

◆トランプ政権の登場、理由が不明のまま対応に追われた人民元急落、中国が主導するアジアインフラ銀行への参加問題、デジタル課税など国際課税ルールづくりに奔走といった内部者ならではの視点を盛り込みながら、通貨・国際経済・租税の世界のダイナミズムを明らかにする。 とくにトランプ政権とどのように関係構築を図ったかや、人民元の国際通貨化や一帯一路経済構想を進める中国との協調と攻防、OECD租税委員長にアジア人として初めて就き取り組んだ「二重非課税」問題などが初めて明かされる。

◆清水功哉日本経済新聞編集委員が聞き手として、読者が理解しやすいよう背景をわかりやすく説明したり、あるときは本当はどのようなやりとりがあったのか著者に鋭い質問を投げかけるなど、興味深く読み進められる対談方式。

◆最終章では著者がアジア開発銀行総裁として、コロナ問題にどう立ち向かおうとしているのかについても語られる。

目次

  1. 第1章 円高との戦い

    第2章 身構えたトランプ政権登場

    第3章 人民元急落への警戒

    第4章 アジアインフラ銀行参加問題

    第5章 アジア通貨危機再発を防げ

    第6章 アジア人初、OECDの租税委議長に

    第7章 国際課税ルールの歴史的転換を主導 

    第8章 初のG20議長を支え、アジア開銀総裁へ

著者・監修者プロフィール

浅川 雅嗣(あさかわ まさつぐ)

アジア開発銀行総裁
1958年生まれ。1981年、東京大学経済学部卒業後、大蔵省(現 財務省)入省。主に国際畑を歩み、麻生内閣時には首相秘書官としてリーマン・ショックに対峙。2015年からは財務省財務官を史上最長期間務める。2020年より現職

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

清水 功哉(しみず いさや)

日本経済新聞社経済解説部編集委員室編集委員
1964年生まれ。88年上智大学外国語学部英語学科(国際関係副専攻課程)卒、同年日本経済新聞社入社。経済部記者として日銀、旧大蔵、旧通産、外務、旧郵政、旧自治の各省や公正取引委員会を担当したほか、ロンドンにも駐在。2007 年に編集委員となり、生活経済部、経済金融部、電子報道部の所属を経て、現職。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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