日本の財政赤字が膨らみ続けるのは民主主義の「必然」か。民主政治が財政を歪にするメカニズムを、英知を集め解明する衝撃の書。

財政と民主主義
ポピュリズムは債務危機への道か

加藤創太 編著/小林慶一郎 編著
定価:2,200円(税込)
発売日:2017年03月28日
ISBN:978-4-532-35693-4
上製/四六判/312ページ
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おすすめのポイント

民主主義は、財政規律を守ることができるのだろうか。
民主主義は、減税・バラマキなどの財政ポピュリズムを招き、やがて債務危機へとつながるのではないか。


日本はもとより、いま多くの先進民主主義国が財政赤字問題に苦しんでいる。
有権者、政治家、制度……赤字拡大の原因は、いったいどこにあるのか。
もはや「政治」の問題に切り込まなければ、問題の核心に迫ることはできない。

加藤創太、小黒一正、小林慶一郎、田中秀明、大山礼子、神津多可思。
政策実務を熟知した研究者たちが学問領域の壁を越え、財政問題を本質的・多角的に検証。
政治システムの根本を問い直し、債務危機を防ぐための道筋を明示する。

目次

  1. 第1章 ポピュリズム政策と財政膨張--有権者は愚かなのか?

    第2章 シルバー民主主義と世代をめぐる課題

    第3章 コミットメントと財政の持続性

    第4章 成功と失敗を分ける予算制度

    第5章 財政と議会政治

    第6章 膨張する予算--借金で賄う公共サービス

    第7章 デフレからの脱却や経済成長だけで財政は再建できるか

    第8章 政策提言

著者・監修者プロフィール

加藤 創太(かとう そうた)

東京財団常務理事(政策研究担当)、国際大学教授
1991年東京大学法学部卒業後、通商産業省(現経済産業省)入省。ミシガン大学政治学部博土課程(Ph.D.)、ハーバード大学ビジネススクール修士課程(MBA、優等号受賞)修了。経済産業省国際経済課課長補佐、経済産業研究所上席研究員などを経て、2006年より国際大学教授。2016年より東京財団常務理事(政策研究担当)。著書に『日本経済の罠』(小林慶一郎との共著、日本経済新聞社、2001年、第44回日経・経済図書文化賞受賞)など。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

小林 慶一郎(こばやし けいいちろう)

慶應義塾大学経済学部教授、経済産業研究所プログラムディレクター・ファカルティフェロー、キヤノングローバル戦略研究所(CIGS)研究主幹、東京財団政策研究所研究主幹(客員)
東京大学大学院工学系研究科修了(工学修士)、シカゴ大学Ph.D. (経済学)。通商産業省(現経済産業省)、経済産業研究所を経て現職。専門はマクロ経済学。財務省財政制度等審議会臨時委員、新型コロナウイルス感染症対策分科会及び基本的対処方針分科会構成員。
主な著書に『日本経済の罠』(共著、日経・経済図書文化賞、大佛次郎論壇賞奨励賞)、『財政破綻後』(編著)、『コロナ危機の経済学』(共編著)など。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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