生き残りか、それとも消滅か。地方創生のため主体性ある改革が求められる一方、ヤジや号泣議員など存在意義さえ問われる事態が頻発している。首長・自治体、議会、教育委員会の抱える問題点と自立のための処方箋を提示する。

片山善博の自治体自立塾

定価:本体1,600円+税
発売日:2015年05月22日
ISBN:978-4-532-35645-3
並製/四六判/192ページ
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生き残りか、それとも消滅か。地方創生のため主体性ある改革が求められる一方、ヤジや号泣議員など存在意義さえ問われる事態が頻発している。首長・自治体、議会、教育委員会の抱える問題点と自立のための処方箋を提示する。

著者は、鳥取県知事や民主党政権の総務大臣を務め、勇気ある直言で知られる地方自治問題の論客。「日経グローカル」誌の好評連載を単行本化。

目次

  1. 1 「考える力」を養うには 専門家活用など自ら工夫を
    2 「公正は自治の本」自立には「公正」が不可欠
    3 「公正」を実現するには 口利きでなくシステム改善で
    4 危機対応力は自立の基礎 現行防災体制の総点検を
    5 「独自立法」重要性認識を 問われる議会の立法能力
    6 慣習を見直し、思い込みを排す 議会は市民の目線で順次是正を
    7 教育委員会の再生・自立には 委員の人選厳格に、処遇改善も
    8 現場と時代に対応した組織か 縦割り・慣例の弊害から脱却を
    9 地域経済の自立に向けて 各産業で地産地消に挑戦を
    10 地域の知的自立に多面的貢献 地元の大学・研究機関の活用を
    11 財政を持続させるために 見る目養い破綻の芽摘め
    12 “個人情報保護”にみる本末転倒 立法機関再生し、条例に責任負え
    13 自立の危うさ示す「駆け込み退職」 自治体こそ無責任のそしり免れず
    14 不祥事を制度改革に生かす 入札ルールの透明性向上を
    15 住民に開かれた教育委員会に 参画求め意見を聴くことから
    16 教育行政改革は現場の視点に立て 教委廃止論、大津市の教訓と逆行
    17 地方議会のチェック能力 問われる自主性と主体性
    18 地方議会への違和感 住民を脇に追いやる閉鎖性
    19 地方議会への違和感 質問中心の議会運営を見直せ
    20 地方議会への違和感 請願に口利きが必要とは
    21 地方議会への違和感 定例会から定例日開催に
    22 地方議会への違和感 コネと学芸会風を排す
    23 地方議会への違和感 議案で勝負する議会に
    24 大災害時の議会の役割は何か 委員会で住民の声を聴け
    25 国の調査を自治体改革に 具体事例から議会改革を探る
    26 分権改革の成果を生かす 住民自治拡充の視点から 
    27 自治体の意思決定の明確化 議決事項の追加と通年議会
    28 国会改革と地方議会改革 議会は首長の負担軽減を
    29 議案は撤回ではなく修正を 見えてくる議会改革の課題 
    30 地方議会改革と議会事務局 「住民に開かれた事務局」に
    31 「地方創生」と地域の自立  既存の仕組みの改良を
    32 予算への議会の関わり方 ムダとズレのない予算に
    33 気になる地方議会の怠慢 条例の「製造者責任」は
    34 予算に自主的な工夫を 予算改革と議会の役割
    35 「議会だより」を診る 見えてくる議会改革の課題
    36 議会の自立、首長の自立 自立と自立の二元代表制

著者・監修者プロフィール

片山 善博(かたやま よしひろ)

1951年岡山県生まれ。74年東京大学法学部卒。自治省(現・総務省)入省。固定資産税課長、府県税謀長などを歴任し、98年退官。99-2007年鳥取県知事。07年4月から慶応義塾大学教授。2010年9月~11年9月民主党政権で総務大臣兼地域主権推進担当大臣。2011年9月に慶応義塾大学に復職。現在、慶応義塾大学法学部教授、兼ねて鳥取大学客員教授。
主な著書に『住むことは生きること』(東信堂)、『市民社会と地方自治』(慶応義塾大学出版会)、『日本を診る』(岩波書店)などがある。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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