デフレ脱却に向け大規模な金融緩和策を発表した黒田新体制の日銀。「2年で2%」の物価上昇率は達成できるのか。目標を超えたインフレを招く危険性はないのか。異次元緩和の狙いと影響、実現への課題を解説する。

異次元緩和
黒田日銀の戦略を読み解く

定価:本体1,500円+税
発売日:2013年05月24日
ISBN:978-4-532-35565-4
上製/四六判/224ページ
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デフレ脱却に向け大規模な金融緩和策を発表した黒田新体制の日銀。「2年で2%」の物価上昇率は達成できるのか。目標を超えたインフレを招く危険性はないのか。異次元緩和の狙いと影響、実現への課題を解説する。

「アベノミクス」の「三本の矢」のひとつとして日銀の金融政策に注目が集まるなか、黒田新総裁による4月4日の金融緩和策発表を受けて、その論点をタイムリーに解説します。

目次

  1. 第1章 日銀は負けたのか
     ・「アベノミクス」の「第一の矢」
     ・「世界標準」としてのインフレ目標
     ・「時間を買う政策」

    第2章 中央銀行の通貨戦争
     ・円高デフレ
     ・「アベノミクス」と円安への転換
     ・日銀とFRB

    第3章 国債買入れの得失
     ・長期金利を下げる政策
     ・日米の「量的緩和」と長期金利
     ・「財政ファイナンス」

    第4章 デフレ期待をインフレ期待へ
     ・二〇一三年四月四日
     ・Q Squareによる政策効果
     ・冷静になって考えること

    第5章 私たちの金融政策
     ・日銀は変わった
     ・二〇〇四年に学ぶ
     ・金融政策は誰のものか

著者・監修者プロフィール

井上 哲也(いのうえ てつや)

野村総合研究所金融イノベーション研究部・主席研究員
1985年東京大学卒、日本銀行に入行し重債務国問題を担当。米イェール大に留学、92年に経済学修士を取得。日銀に復帰後、邦銀の国際業務のモニタリング、福井副総裁秘書、IT革命の影響に関する研究等に従事。2008年に野村総合研究所に転じ、「金融市場パネル」の運営等を通じ日米欧の中央銀行の政策に関する調査と発信を行っている。経済誌への寄稿や経済専門メディアへの出演多数。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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