バブル崩壊、相次ぐ金融破綻。日本が経験した経済危機はまさに金融恐慌だ! この状況をどう位置づけるべきか? 17世紀から現代まで幾度も発生する危機の本質を豊富なエピソードを交えて解明する歴史的名著。

熱狂、恐慌、崩壊
金融恐慌の歴史

定価:3,080円(税込)
発売日:2004年06月11日
ISBN:978-4-532-35098-7
上製/四六判/426ページ
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おすすめのポイント

バブル崩壊、相次ぐ金融破綻。日本が経験した経済危機はまさに金融恐慌だ! この状況をどう位置づけるべきか? 17世紀から現代まで幾度も発生する危機の本質を豊富なエピソードを交えて解明する歴史的名著。

目次

  1. 第1章 金融危機――何度も蘇る多年草

    第2章 典型的危機の解剖
    歴史 対 経済学/モデル/モデルの妥当性/モデルの現代的意義

    第3章 投機熱
    市場の合理性/個人の合理性、市場の不合理性/異変/投機の対象/国ごとの投機気質の違い

    第4章 火に油――通貨膨張
    通貨主義 対 銀行主義/債務の質/為替手形/コール・マネー/金為替本位制度/信用の不安定性と大不況

    第5章 詐欺の登場
    詐欺と循環/バブル事業と詐欺/貴族賭博師/金銭ずくのジャーナリズム/いかがわしい慣習/銀行の誘惑/罪の報い

    第6章 決定的段階
    期待の変化/警告/金融の行き詰まり/行き詰まりの継続期間/危機の始まり/破綻と恐慌

    第7章 国内の伝染
    チューリップ熱/株式市場と不動産市場/日本の株式、不動産、銀行/資産価格と金融政策

    第8章 国際的な伝染
    危機の責任配分/伝染の仕組み

    第9章 無為放任か介入か
    無為放任/さまざまな対策/追記・幸運の女神

    第10章 最後の貸手
    最後の貸手という概念の起源/誰が最後の貸手となるのか/誰に対して何を/いつ、そしてどれだけを

    第11章 国際的な最後の貸手
    国際的危機の歴史的考察/世界の金融センターとしてのロンドン対パリ/第一次大戦後の最後の貸手/ブレトンウッズ/融資の条件/メキシコ危機/東アジアの危機/アメリカとドル

    第12章 結論――歴史の教訓
    最後の貸手は危機の機先を制するか/新たな国際金融構造の必要性

     付録A 経済学と非合理性
     付録B 金融危機の類型一覧表
     注
     訳者あとがき
     索引

著者・監修者プロフィール

チャールズ・P・キンドルバーガー(ちゃーるず・ぴー・きんどるばーがー)

1910年生まれ。1937年、コロンビア大学で学位取得。1948年からマサチューセッツ工科大学(MIT)に籍をおく。同大学名誉教授を経て、2003年没。 <主な著書>『国際経済学』(相原・緒田原・志田訳、評論社、1966)、『大不況下の世界』(石崎・木村訳、東京大学出版会、1982)、『経済大国興亡史』(中島訳、岩波書店、2002)など

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

吉野 俊彦(よしの としひこ)

1915年千葉県出身。1938年東京大学法学部卒業後、日本銀行に入行。調査局次長、調査局長、理事、山一証券経済研究所理事長などを歴任(経済学博士)。 <主な著書>『インフレーションの経済学』(時事通信社、1948)、『日本銀行』(岩波書店、1963)、『戦後金融史の思い出』(日本経済新聞社、1975)、『あきらめの哲学――森鴎外』(PHP研究所、1978)、『これがデフレだ!』(日経ビジネス人文庫、2001)など多数

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

八木 甫(やぎ はじめ)

1937年、群馬県生まれ。1960年、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業、『季刊現代経済』編集室代表、松阪大学教授などを経て、1996年没。 <主な訳書>『ニュー・レフトの政治経済学』(A.リンドベック著、日本経済新聞社、1973)、『日曜日の経済学読本』(L.シルク著、日本経済新聞社、1980)ほか

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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