リーンもアジャイルも「両利きの経営」も源流はすべて日本。でもなぜ米国に勝てないのか?「世界標準の経営理論」の真贋を斬る。

日本〝式〟経営の逆襲

定価:1,980円(税込)
発売日:2021年06月22日
ISBN:978-4-532-32410-0
並製/四六判/266ページ
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おすすめのポイント

「世界標準の経営理論」というけれど、リーンもアジャイルも「両利きの経営」も源流はすべて日本――でもなぜアメリカに勝てないのか?

本書は、古き良き日本の素晴らしさを語って、現実の厳しさを忘れようとするものではない。すなわち、日本企業の素晴らしさを一方的に語ることを目的にしてはいない。もちろん日本企業は最近いわれるほど遅れてはいないし、遅れているとばかり認識する弊害も多い。しかしその一方で、日本の産官学が反省すべき点は確実にある。
ひとつには「コンセプト化」に阻害要因が存在してきたという弱みである。
日本の産官学が持つこれらの弱みがいかなるデメリットを生んだのか、またこうした弱みを克服することでどのような実際的なメリットがあるのか、日本の産官学の反省点は何か、については本書の後半で詳細に考えていく。
コンセプト化・パッケージ化が弱かったのは日本企業だけではなく、筆者含めた研究者や、日本政府も同様である。ようするに日本の産官学全体の問題であった。この点も、現状で思いつく限りの処方箋らしきものを本書において探索していく。本書は、こうした反省によって未来を切り開こうとする、未来志向の本である。

目次

  1. 序 章 日本の経営をめぐる悲観論は正しいのか?

    第1章 逆輸入される日本の経営

    第2章 実践一辺倒の日本、コンセプト化のアメリカ

    第3章 経営技術をめぐるグローバル競争時代を生き抜くために

    第4章 長年にわたる日本企業の強みもメイド・イン・アメリカに?

    第5章 最新シミュレーションで日本の経営技術をよみがえらせる

    第6章 コンセプト化とグローバル競争の先にある未来

著者・監修者プロフィール

岩尾 俊兵(いわお しゅんぺい)

慶應義塾大学商学部専任講師
平成元年佐賀県生まれ、慶應義塾大学商学部卒業、東京大学大学院経済学研究科修士課程修了、東京大学大学院経済学研究科マネジメント専攻博士課程修了。 博士(経営学)。明治学院大学経済学部国際経営学科専任講師を経て現職。*東京大学で経営学博士号を取ったのは初。2020年、組織学会高宮賞受賞

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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