AIの判断に基づいて経営した結果生じた損失の責任は誰が負うのか? 本書は、技術的、法的観点から経営とAIのよりよい関係を論じる。

AI経営のリスクマネジメント

寺嶋正尚 編著
定価:3,300円(税込)
発売日:2021年03月22日
ISBN:978-4-532-32366-0
並製/A5判/226ページ
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おすすめのポイント

AIの経営判断ミスは誰の責任か?

(ケース)
貴社は、高額なAIエンジンを購入し、導入した。主要な機能は需要予測機能だ。しかし実際に動かしてみると、まったく当たらない。その判断にしたがって経営した結果、巨額の損失が発生した。ベンダーに問い合わせたところ、貴社が用意したデータに問題があるそうだ。さて、この責任は誰が負うのか?

これは架空のストーリーです。しかしこれからの時代、こうした事例がどんどん発生することが想像さます。
ビッグデータの時代、企業はさまざまなデータを容易に入手できるようになりました。そしてそのデータを使用することで、自社にとって最適な解を導き出すエンジンを手に入れました。いわゆるAIでです。
しかしAIは、製品として提供されているものの、そのロジックやアルゴリズムは企業秘密とされブラックボックス化されており、導入した企業側にその仕組みは開示されません。

そのエンジンで何が行われているのか? 果たしてその解は本当に最適なのか? それを信じていいのか? どのように判断すれば良いのか? AIが判断ミスを犯した場合、責任は誰が取るのか?

本書は、上記のような問題意識をもとに、AI経営のリスクマネジメントについて技術的、法的観点から論じます。
AIの意義を十分に認めつつ、そのリスクをきちんとマネジメントすることの必要性およびその方向性を具体的に解説する画期的な書です。

目次

  1.  第1部 概 論

    第1章 AI経営とリスクマネジメント

    第2部 AI経営の現状及び取り巻く環境

    第2章 AI経営の展開事例

    第3章 AIベンダーの動向

    第4章 AI経営に関する法規制・ガイドライン

     第3部 AI経営のリスクマネジメントの実際

    第5章 AI経営のリスク

    第6章 技術的視点から見たリスクマネジメント

    第7章 法的視点から見たリスクマネジメント

    第8章 ガバナンスの視点から見たリスクマネジメント

著者・監修者プロフィール

寺嶋 正尚(てらしま まさなお)

神奈川大学経済学部教授。専門はマーケティング・リサーチ。慶應義塾大学経済学部卒業、筑波大学大学院経営・政策科学研究科・経営システム科学専攻修了。博士(経営学:筑波大学)。(財)流通経済研究所主任研究員、産業能率大学教授等を経て2020年4月より現職。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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