人を動かし目的を達成する仕組みはいつ誕生したのか? ピラミッド建設から会社の誕生、近代的経営組織の導入までエピソード満載!

マネジメントの文明史
ピラミッド建設からGAFAまで

定価:本体2,400円+税
発売日:2020年10月27日
ISBN:978-4-532-32359-2
並製/A5判/400ページ
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おすすめのポイント

本書は古代エジプトの「第I部:会社以前」から「第II部:大航海時代と会社の誕生」「第III部:英国――産業革命の成立・発展・衰退」「第IV部:ドイツ――大企業と重工業の誕生」「第V部:米国――マネジメントと経営者の創出」そして現代の「第VI部:個人によるイノベーションと非営利組織の時代」という順番で進んでいきます。
第I部では古代エジプトのピラミッド建設から説き起こし、アテネやスパルタといった都市国家群、ハンザ同盟、十字軍を経てルネサンス期の商業都市ヴェネツィアに到着します。
第II部はなぜか2012年のロンドン五輪のエピソードから始まります。コロンブス、マゼラン、東インド会社を経て会社の誕生の軌跡を追い、辺鄙な英国がインドに植民地を築いた謎を解き明かします。
第III部の舞台は英国。なぜこの地で産業革命が成立したのか、成功したはずなのにドイツやアメリカと違って後世に生き残った会社はなぜないのかを解説します。英国は金融に向かっていったのですが、それは植民地と大きく関係しています。 第IV部では、そんなイギリスを凌駕し大企業と重工業を生み出したドイツに迫ります。同族企業が多く、本社は分散し、多くの巨大科学工業の発祥は染料工場であるなど意外な素顔が明らかになります。
第V部の舞台は米国です。主役はフォード、デュポン、GMなど今でも有名な企業です。意外なことに米国企業はイノベーションに強い訳ではなく、共通性部品、事業部制、フランチャイズ制などの知恵で大きくなっていったことが明らかになります。第VI部は現代です。米国大企業の黄昏と非営利組織の時代の到来を描きます。

目次

  1.  PartⅠ 会社以前
    第1章 王たちの経営

    第2章 ギリシアの植民地経営

    第3章 ハンザ

    第4章 ルネサンスと企業

    第5章 古代から中世の経営--総括すると

     PartⅡ 大航海時代と会社の成立
    第6章 大航海時代のはじまり

    第7章 英国東インド会社の誕生

    第8章 東インド会社とは何だったのか

     PartⅢ 英国――産業革命の成立・発展・衰退
    第9章 会社がない?

    第10章 特許が産業革命を後押しした

    第11章 「綿花」の意味

    第12章 「囲い込み」が工場労働力を生み出したのではないらしい

    第13章 発明と実用化の道のり

    第14章 蒸気機関から繊維産業への流れ

    第15章 石炭とエネルギー革命

    第16章 イノベーションについて

    第17章 大陸から離れていることのメリット

    第18章 巨大な国策会社、大きくない民間製造業

    第19章 英国では巨大科学が生まれにくかった

    第20章 国は産業革命に貢献しなかったのか

    第21章 英国は衰退しなかった

     PartⅣ ドイツ――大企業と重工業の誕生
    第22章 現代ドイツ大企業の4つの特徴から

    第23章 ドイツ産業革命の面白さ

    第24章 ドイツ企業と制度の特徴

    第25章 企業と銀行

    第26章 戦争、そして大不況

    第27章 同族会社と「『社員』の発見」

    第28章 ドイツについての総括

     PartⅤ 米国――マネジメントと経営者の創出
    第29章 米国の産業革命--18世紀後半の米国の「かたち」

    第30章 米国企業の「新しさ」

    第31章 独占と巨大化

    第32章 米国企業の試行錯誤

    第33章 中間的なまとめ

    第34章 亡命知識人

    第35章 第二次世界大戦とマーシャル・プラン


     PartⅥ 個人によるイノベーションと非営利組織の時代
    第36章 米国巨大企業の黄昏

    第37章 ローコスト・イノベーションの時代

    第38章 集積:あらたなイノベーション・プール

    第39章 非営利組織の時代

    第40章 新興国企業の発展

    第41章 リバース・イノベーション

    第42章 GAFAと反トラスト法

    第43章 大企業と経営の未来

著者・監修者プロフィール

武藤 泰明(むとう やすあき)

早稲田大学スポーツ科学学術院教授
1955年生まれ。80年、東京大学大学院修士課程修了、三菱総合研究所入社、三菱総合研究所主席研究員を経て、早稲田大学スポーツ科学学術院教授。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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