「戦略=フレームワーク」ではない。勝ち筋を描き、結果を出すための実践ノウハウを解説! 最新の領域を余すところなくカバー。

実務で使える 戦略の教科書 

定価:本体1,800円+税
発売日:2018年09月19日
ISBN:978-4-532-32227-4
並製/A5判/264ページ
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おすすめのポイント

●最新の領域をカバー。実務を優先して記述。
本書はMBA講座にも古くから取り入れられている「経営戦略」「事業戦略」の新しい教科書。すでに類書も多く出版されているが、本書には以下の特徴がある。

1最新の戦略の議論をカバー
多くの戦略の教科書がいまだに80年~90年代の米国の学説を中心としたものであるが、本書はその後の経営戦略の議論をカバーする。デル・モデルの登場に端を発し最近のプラットフォームの議論に至るビジネスモデル論や、最近のイノベーションの議論、さらには、戦略の実現過程を扱うストーリー論に至るまで、戦略の議論には多くの教科書がカバーしない領域が増えている。これらのテーマを単独で掘り下げた書物は数多くあるが、それらが戦略論全体の体系の中に位置づけられていなかった。本書ではこれらを網羅的に解説する。

2実務領域を広くカバー
多くの戦略論の教科書は学説をベースとしたものであるが、本書は、実務を優先して記述する。大和ハウス、P&G、TBCなど、実例をあげて紹介。新興国などの市場に他社に先駆けて参入することは、インドの自動車市場へのスズキの例を挙げるまでもなく、多くの利益をもたらすものと実務では考えられているが、学説からはその重要性の指摘を聞いたことがないなど、実務と学説にはいささかのズレがある。それは、これまでの本では、戦略を導出する分析手法(フレームワーク)の解説が中心で、実際の戦略は何なのかは、よくわからずじまいだったからだ。理論上の分析は内部資源に偏ることが多いが、上記スズキの例のように、実際には、外部環境の分析から戦略は導かれることが多い。
本書は、多くの経営者や企画担当者に、実務上考えなければならない視点を提供する。

目次

  1.  導入部 戦略の基礎
    第1章 戦略の意味と重要性--目的達成のための選択された手段

    第2章 戦略の目的--あるべき財務業績、ビジョンを考える

     第1部 戦いのフィールドを選択する
    第3章 市場の特性と選択--優良な市場を選択して資源を投下する

    第4章 市場間のダイナミズム--複数市場間の資源配分をマネージする

    第5章 競合との棲み分け:ニッチと差別性--市場内での位置取りを考える

    第6章 経営資源からの視点--自社の資源が活きる市場を選ぶ

     第2部 自社側の陣形を整える
    第7章 事業機能と主要成功要因--事業機能構築の優先順位を考える 

    第8章 ビジネスモデルと事業構造--自社側の陣形や事業の運用メカニズムを整える

    第9章 競合との非対称性の利用--競合との克服しがたい違いを利用して勝つ

    第10章 提携--他社を利用して勝利し、業績を向上させる

    第11章 財務モデル--効率的なカネの循環を設計する


     第3部 戦いを組み立てる
    第12章 環境変化と不確実性--複数のシナリオを前提に意思決定する

    第13章 ストーリー--戦略の実現経路を選択する

    第14章 イノベーション--競合のいない世界を作り出す

    第15章 戦略のマネジメント・プロセス--戦略をPDCAの中に置く

著者・監修者プロフィール

今枝 昌宏(いまえだ まさひろ)

エミネンスLLC 代表パートナー、ビジネス・ブレークスルー大学大学院教授
愛知県生まれ。PwCコンサルティング、IBM、RHJI(旧リップルウッド・ホールディングス)などを経て現職。 現在は、コンサルティングと研修の事業を経営するとともに、ビジネス・ブレークスルー大学大学院で「現代版企業参謀」の講座を担当。ビジネスモデル論、サービス経営、IoTビジネスなどを専門とする。 著書に『ビジネスモデルの教科書』『ビジネスモデルの教科書【上級編】』『サービスの経営学』、共著に『実践 シナリオ・プランニング』(いずれも東洋経済新報社)などがある。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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