テレビやネットで注目の経営改革! 子育てを“聖域”にせず、女性社員の力を引き出すための戦略と施策を徹底取材した話題の書。

資生堂インパクト
子育てを聖域にしない経営

定価:1,650円(税込)
発売日:2016年05月26日
ISBN:978-4-532-32076-8
並製/四六判/256ページ
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おすすめのポイント

「これからは、育児時間勤務者も遅番、休日勤務を検討してもらいます」――賛否両論をよんだ“資生堂ショック”、資生堂の戦略とは、どんなものだったのか?

NHKの番組「おはよう日本」が取り上げた資生堂の経営改革が、ネットや雑誌などで大きな反響を呼んだ。「育休後の社員にも遅番、休日勤務を検討してもらう」など、従来の資生堂のイメージとは異なる実態を耳にして驚いた人が次々にネットに感想を書き込んだ。美容部員をはじめとする女性社員の就労環境を整備し、「働く女性にやさしい」企業と目されてきた資生堂。何が変わったのか、なぜ変えなくてはならなかったのか――。

同社は一部で誤解を受けているが、突然の方針転換をしたわけではない。いくつかのステップを踏み、時間をかけて経営改革を進めてきた。注目を浴びたDVDによる「甘えをなくそう」という呼びかけは、そうした改革の一端にすぎない。他社の先を行く就労環境は「女性にやさしい職場」として受け入れられてきたが、一方で「甘え」の温床とみられる向きもあった。一部の女性社員を優遇することが、同僚の社員に厳しい労働を課すことになる場合もあった。女性社員を多数抱えるがゆえに、悩みは深く、改革は同社で全社員にとって必然だったのだ。

長年、女性の問題を追ってきた日経のベテラン記者が、資生堂の経営改革を牽引してきた魚谷雅彦社長や岩田喜美枝氏(現顧問)をはじめ、多くの社員に取材。どのように改革は進められてきたのか、社内に反発はなかったのか、反対勢力にどう対処したのか、どのようなインセンティブを用意したのかなど、女性社員の活躍を目指す企業にとって示唆に富む実例が数多く盛り込まれている。

目次

  1. 序 章 「資生堂ショック」

    第1章 子育てを聖域にしない

    第2章 「マミートラック」の罠

    第3章 男性の活躍推進

    第4章 経営戦略上のBCの位置づけ

    第5章 女性管理職30%への道

    第6章 ダイバーシティ経営

    第7章 女性活躍3つの誤解

著者・監修者プロフィール

石塚 由紀夫(いしづか ゆきお)

東京・編集局経済解説部編集委員
1964年新潟県生まれ。早稲田大学卒。1988年日本経済新聞社入社。少子高齢化や女性のライフスタイル、企業の人事制度などを主に取材・執筆。2015年法政大学大学院MBA(経営学修士)取得、修士論文のテーマは女性管理職のキャリア意識とその形成要因。女性面編集長を経て現職。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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