なぜ会議はなくならない? ポストが無駄に多い理由は?理不尽に見える会社の仕組みも、そのメカニズムがわかればもっと働きやすくなる。大企業からテロ集団に至るまで、組織の不条理を経済学の観点から説き明かす。
ISBN:978-4-532-31917-5
上製/四六判/336ページ
おすすめのポイント
なぜ会議はなくならない? ポストが無駄に多い理由は?理不尽に見える会社の仕組みも、そのメカニズムがわかればもっと働きやすくなる。大企業からテロ集団に至るまで、組織の不条理を経済学の観点から説き明かす。
本書はWSJ紙、パブリッシャーズ・ウィークリーなどでも絶賛され、「ふざけた書きっぷりだが、よく分析された魅力的な一冊」と評されている。
目次
- 序章 なぜ会社はそんなに理不尽なのか
第1章 拡大を恐れるベンチャー企業――メガネ職人とHP
第2章 研修後に二〇〇〇ドルの退職金――ボルチモア市警とザッポス
第3章 歩合給にすれば信者も増える――マルティン・ルターとP&G
第4章 イノベーションは抑圧すべし――アメリカ陸軍とマクドナルド
第5章 マネジメントは命も救う――インドの繊維工場と心臓外科
第6章 会議こそ最も大事なCEOの仕事――スティーブ・ジョブズとジェイミー・ダイモン
第7章 組織文化を守るのは高コスト――サモアの交通ルールとBCG
第8章 犯罪捜査とテロ防止は両立できない――FBIとBP
結論 アルカイダは究極の組織――未来の組織
著者・監修者プロフィール
コロンビア大学ビジネススクール教授、社会事業プログラム共同ディレクター。ハーバード大学で経営学のPh.Dを取得後、世界銀行アフリカ部門でコンサルタントとして働く。1999年からコロンビア大学に籍を置く。ニューヨーク・タイムズ、アル・ジャジーラ、上海デイリーなど、さまざまな媒体に寄稿している。著書にEconomic Gangsters(共著)がある。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。
ハーバード・ビジネス・レビュー・プレス編集長。Princeton University PressやPortfolioでシニア・エディター、Basic Booksでは編集長を務め、世界的な経済学者、社会学者との著書を手がけた経験を持つ。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。
翻訳家。日本経済新聞、日経ビジネスなどの記者を務めたのち、2008年に独立。2012年モントレー国際大学院にて修士号(翻訳)取得。米国公認会計士、ファイナンシャル・プランナー。訳書にエリック・シュミット他『How Google Works』、ジョン・ドーア『Measure What Matters』、ジム・コリンズ『ビジョナリー・カンパニー 弾み車の法則』、ウォルター・アイザックソン『レオナルド・ダ・ヴィンチ』など多数。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。