人類は移行期にいる。技術革新と気候変動が生み出す嵐の中、人並みに生きるには何が必要なのか。米WSJ紙が選ぶ「いま読むべき本」。
ISBN:978-4-532-19997-5
並製/A6判/424ページ
おすすめのポイント
■ピュリツァー賞を3度受賞した世界的ジャーナリストが放つ、全米大ベストセラー!
■1970年代から2000年代初頭にかけて高賃金で中スキルの仕事がなくなり、ミドルクラスが消えた。
グローバリゼーションとテクノロジーが、必須スキルのレベルを引き上げたのだ。
大人になるまで学校に通って「勉強はおしまい」という時代は、もう戻ってこない。
生涯にわたって稼ぐ能力を維持するには、一生学びつづけなければならないのだ。
■協力、共感、柔軟性といったロボットに欠けたスキルを身につけ、人並みに暮らすにはどうしたらいいのか?
人間がAIの力を借りて、もっと生産的で豊かになるような未来を描くには、どうしたらいいのか?
■私たちは移行期にいる。容易ならざる環境だ。
だが人類はこういう移行を何度も行なってきたし、今回もできると確信している。
目次
- 第3部 イノベ-ティング(承前)
第9章 制御対混沌
第10章 政治のメンターとしての母なる自然
第11章 サイバースペースに神はいるか?
第12章 いつの日もミネソタを探して
第13章 故郷にふたたび帰れる(それに帰るべきだ)
第4部 根をおろす
第14章 ミネソタから世界へ、そして帰ってくる
〈その後〉それでも楽観主義者でいられる
著者・監修者プロフィール
ニューヨーク・タイムズ コラムニスト
1953年ミネソタ州生まれ。ブランダイス大学を首席で卒業後、オックスフォード大学で修士号を取得(現代中東研究)。UPI通信に入社し、79年から81年までベイルート特派員。その後ニューヨーク・タイムズ社に移り、ベイルートとエルサレムの両支局長を歴任。その間、ピュリツァー賞を2度受賞。89年に帰国。95年からニューヨーク・タイムズ紙の外交問題コラムニスト。02年にテロ問題に関する執筆活動により3度目のピュリツァー賞。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。
翻訳家。1951年生まれ、早稲田大学商学部卒。ノンフィクションからミステリー小説まで幅広い分野で活躍中。ボブ・ウッドワードの『FEAR 恐怖の男』『ブッシュの戦争』、トーマス・フリードマンの『フラット化する世界』『遅刻してくれて、ありがとう』など訳書多数。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。