わが国が豊かで安全で高い文化を持つ国になれたのは、「自由と民主主義」を基礎とする社会システムを中世から徐々につくり上げてきたからだ――2008年の石橋湛山賞に輝く常識的保守派の日本論。
ISBN:978-4-532-19546-5
並製/A6判/384ページ
おすすめのポイント
わが国が豊かで安全で高い文化を持つ国になれたのは、「自由と民主主義」を基礎とする社会システムを中世から徐々につくり上げてきたからだ――2008年の石橋湛山賞に輝く常識的保守派の日本論。
明治時代から第二次大戦後にかけての社会大変革を達成した哲学や思想、知恵、工夫などを分かりやすく解説。
目次
- はじがき
序 章 自由と民主主義の生成
第1章 自由が生んだ明治の成功
第2章 失敗した戦前・戦中の統制経済
第3章 自由がもたらした高度成長
第4章 自由思想と体制選択
第5章 自由、民主主義、平和の一体性
第6章 アジア主義よりグローバリズムを
第7章 人口減少は怖くない
第8章 教育における「型」と自由
終 章 自由の原則
あとがき
参考文献
著者・監修者プロフィール
日本銀行政策委員会審議委員。1950年生まれ。東京大学卒業。経済企画庁海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長、大和総研専務理事、東京財団上席研究員などを歴任。経済学博士(学習院大学)。著書に『日本国の原則』(2007年石橋湛山賞)、『昭和恐慌の研究」(共著、04年日経経済図書文化賞)、『日本を救ったリフレ派経済学』など多数。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。