山本七平が、最晩年に遺した名作エッセー。当時の風物を通して、「不況」「軍縮」に揺れた昭和初期の東京に暮らす市民社会を鮮やかに再現する。通史が伝えない社会像を生々しく描き出す。

昭和東京ものがたり 2

定価:734円(税込)
発売日:2010年03月03日
ISBN:978-4-532-19532-8
並製/A6判/304ページ
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おすすめのポイント

山本七平が、最晩年に遺した名作エッセー。当時の風物を通して、「不況」「軍縮」に揺れた昭和初期の東京に暮らす市民社会を鮮やかに再現する。通史が伝えない社会像を生々しく描き出す。

数多い著作の中でも異色作品として、故・山本夏彦氏をはじめ多くの著名人が本書を高く評価しており、復刊を望む声が多かった本書。待望の文庫化です。

目次

  1. 御大喪をめぐる大衆心理の変化
    リンドバーグとツェッペリン
    エントツ男
    農林一号と軍需景気
    越境進撃
    渡り職人と無尽
    疑獄と一人一殺
    満州浪人
    共産党大検挙
    難波大助
    軍縮時代
    山と空に憧れた友
    それぞれの憧れ
    東京という街
    下請と内職
    国旗と公徳心
    いけない質問
    司法ファッショ
    配属将校と教練教師
    ミルク・ホールの客たち
    ××および削除部分の謄写印刷
    少年の関心
    文章とは難解なもの
    戦後の「先がけ」
    東郷平八郎元帥の国葬
    万世一系万邦無比
    庶民の嗅覚
    人焉んぞかくさんや
    「オイチニ、オイチニ」
    コクタイメイチョウ
    モダン兵舎
    ソーシャル・ダンピング
    “社会主義”的で“民主”的な陸軍
    「相沢事件」
    東京音頭
    自動車草創期
    二・二六事件と民衆
    奇妙な数日間
    「騒擾」から「叛乱」へ
    「兵に告ぐ」
    帰順の真相
    一時の粛軍

    こどもたちの昭和2 山本良樹

著者・監修者プロフィール

山本 七平(やまもと しちへい)

評論家。1921年東京生まれ。青山学院高等商業学部卒業。陸軍少尉としてルソン島で終戦を迎え、捕虜収容所生活を経て帰国。58年山本書店を創業し、聖学書の出版を手がけるかたわら、評論家としても活躍した。81年菊地寛賞を受賞。91年逝去。著書に『帝王学』『「孫子」の読み方』『論語の読み方』『私の中の日本軍』『日本人とユダヤ人』などがある。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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