「羅宇屋」「ちんどん屋」など、今は消えてしまった当時の風物を通して、「不況」「軍縮」に揺れた昭和初期の東京に暮らす市民社会を鮮やかに再現するエッセイ。通史が伝えない社会像を生々しく描いた名作を文庫化。

昭和東京ものがたり 1

定価:734円(税込)
発売日:2010年02月03日
ISBN:978-4-532-19531-1
並製/A6判/352ページ
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「羅宇屋」「ちんどん屋」など、今は消えてしまった当時の風物を通して、「不況」「軍縮」に揺れた昭和初期の東京に暮らす市民社会を鮮やかに再現するエッセイ。通史が伝えない社会像を生々しく描いた名作を文庫化。

著者の異色作。昭和を書き残しておきたいという著者の強い思いを感じる作品です。巻末の解説は、息子で詩人の山本良樹氏。

目次

  1. 関東大震災のこと
    ライオンになった東京
    天井裏の探検
    腹掛けのドンブリ
    屑屋のゴム靴
    おわい屋さん
    木登り
    定斎屋と羅宇屋
    下駄のはなし
    ちんどん屋のことなど
    軍人は半人前
    初めての地下鉄
    夢の中の白いキツネ
    社会的な礼儀作法
    大内山
    一銭蒸汽と団平船
    夜店
    玉川の鮎
    父と灸
    行き倒れ
    食べ残し
    退役軍人の体面
    結核の恐怖
    検査前
    雲上人
    表と裏
    「取られる」「逃れる」
    お昼のドン
    流行歌
    オリンピック
    カルチャーショック
    すきやきと鯨
    郷土食
    好き嫌い
    夏の風景
    漁村の日常
    タコのおじさん
    スガワラ君
    生アジのお茶漬
    漁師に背広
    無縁の世界
    ハイヒール
    師の権威
    道草
    教育と時局
    教育勅語

    こどもたちの昭和 山本良樹

著者・監修者プロフィール

山本 七平(やまもと しちへい)

評論家。1921年東京生まれ。青山学院高等商業学部卒業。陸軍少尉としてルソン島で終戦を迎え、捕虜収容所生活を経て帰国。58年山本書店を創業し、聖学書の出版を手がけるかたわら、評論家としても活躍した。81年菊地寛賞を受賞。91年逝去。著書に『帝王学』『「孫子」の読み方』『論語の読み方』『私の中の日本軍』『日本人とユダヤ人』などがある。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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