曹彬、王安石ら宋の名臣たちの功績を集めた「宋名臣言行録」は、「貞観政要」と双璧の二大帝王学の名著。部下をいかに率いたらよいか、清廉潔白の士である秘訣など、現代ビジネス人にも通じる処世訓を読みとる。

指導力
「宋名臣言行録」の読み方

定価:713円(税込)
発売日:2008年12月03日
ISBN:978-4-532-19475-8
並製/A6判/240ページ
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おすすめのポイント

曹彬、王安石ら宋の名臣たちの功績を集めた「宋名臣言行録」は、「貞観政要」と双璧の二大帝王学の名著。部下をいかに率いたらよいか、清廉潔白の士である秘訣など、現代ビジネス人にも通じる処世訓を読みとる。

リーダーの指導力が問われる今、経営者・管理者の要諦を説いた本書は、現代のビジネス人に多くの示唆を与える一冊。企業組織にも詳しい中国古典研究家・守屋淳氏の解説も収録。

目次

  1. はじめに
    プロローグ――いま、なぜ『宋名臣言行録』なのか

    1 宋の創業時代
     五代十国から宋へ
     恒久的平和への模索
     富貴を好む風潮
     謀慮深長な趙晋
     人を見る眼
     冷静に筋を通す
     創業の時代における人材
     平和裡の吸収合併による天下統一
     清慎廉挌な曹彬
     江南への出兵
     「喜怒を以って人を戮せず」
     官僚制国家を完成させた太宗
     科挙制度の確立

    2 守成へと進む
     制度整備と人事が肝要
     「寛猛中を得る」べし
     「無為自然流」の人事
     大事を糊塗しない呂端
     「直言の人」寇準
     契丹侵攻の危機
     結ばれた「?淵の盟」
     「守成の名臣」李

    3 守成から最盛期へ
     指導力に欠けていた真宗
     戦時の人材 平時の人材
     大きい平和の代償
     「臣を知るは、君に若くはなし」
     黄金時代を築いた仁宗
     志は飽衣暖食にあらず
     侵入してきた契丹と外交交渉
     君主の損 臣下の得
     成功した富弼の外交策
     リーダーたる者の責任
     官僚制の宿命
     改革派と保守情実派の争い
     官とならば清畏であれ
     派閥の功罪
     「先例」主義の打破
     保守的改革派・文彦博の施策
     保守的な政治倫理と革新的な思想

    4 衰亡のきざし
     科挙の弊害
     欧陽脩の『明党論』
     民を治むるは病を治むるが如し
     わずか四年の英宗
     神宗と王安石の登場
     蘇洵の王安石批判
     「人情に近からざる者」

    5 王安石とその改革
     参政として政治の中枢へ
     風俗を変じ、法度を立つべし
     改革の着眼点と新法
     地方の実情を知らない「秀才」たち
     官僚の形式主義と腐敗
     法律や命令を無視する民衆
     性急すぎた改革の実施
     新法党と旧法党の対立
     紛々として変じ易し 浮雲の白

    6 司馬光と旧法への復帰
     「足が地についた人」司馬光
     年十五にして、書、通ぜる所無し
     司馬光の鋭い人物評
     北から南へ移った経済の中心
     祖宗の法、変ず可からざるなり
     新・旧折衷派を目指す神宗
     民自ら相を択ぶ

    エピローグ――宋の滅亡へ
     異彩を放った蘇軾
     政争を鎮める融和策
     旧法党一掃の「紹聖の変」
     大帝国・宋の滅亡

    (資料)年表・地図

    解説 守屋洋

著者・監修者プロフィール

山本 七平(やまもと しちへい)

評論家。1921年東京生まれ。青山学院高等商業学部卒業。陸軍少尉としてルソン島で終戦を迎え、捕虜収容所生活を経て帰国。58年山本書店を創業し、聖学書の出版を手がけるかたわら、評論家としても活躍した。81年菊地寛賞を受賞。91年逝去。著書に『帝王学』『「孫子」の読み方』『論語の読み方』『私の中の日本軍』『日本人とユダヤ人』などがある。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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