戦後派文学が勢いを失った時代に、颯爽と文壇を席捲したのが「第三の新人」。安岡章太郎、阿川弘之、庄野潤三、遠藤周作の4人が顔をそろえるシリーズ中で最も大衆性に富む1冊。坪内祐三氏の解説も読みごたえ十分。

定価:1,320円(税込)
発売日:2007年01月11日
ISBN:978-4-532-19380-5
並製/A6判/448ページ
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おすすめのポイント

「戦後派」作家の隆盛のあと、昭和三十年代から、颯爽と文壇ジャーナリズムを席捲したのが「第三の新人」。

その代表である安岡章太郎、阿川弘之、庄野潤三、遠藤周作の四人が一堂に顔をそろえるシリーズ中で最も大衆性に富む一冊。

目次

  1. 私の履歴書 安岡章太郎
    誕生――人とは逆の方角向く
    東京へ――母、赤ん坊抱え汽車旅
    父の帰省――山北の家で私と対面
    故郷――瞼の裏、マボロシの川
    母の姿――大根の煮方も知らず  他

    私の履歴書 阿川弘之
    平凡――6歳まで母乳ねだる
    阿川家――「先祖は武士」半信半疑
    父甲一(上)――上京し勉強、ロシヤへ
    父甲一(下)――50で隠居、広島選ぶ
    中国旅行――夏休み、姉や兄訪ねる  他

    私の履歴書 庄野潤三
    教師の子――大阪・帝塚山で誕生
    若き校長――30歳の父、校歌も作詞
    父の結婚――庄野家に養子縁組
    父の卒業旅行――与謝野夫妻を訪ねる
    帝塚山――「古墳・ミモザの環境」  他

    私の履歴書 遠藤周作
    初恋――幹に刻んだ少女の名
    成績表――兄は甲、こちら乙と丙
    東海林太郎の妻――犬とひっそり1人で
    はじめての詩――大器晩成と励まされ
    灘中の頃――数学では、よく叩かれ  他

    解説 坪内祐三

著者・監修者プロフィール

安岡 章太郎(やすおか しょうたろう)

1920年高知市生まれ。慶応大学卒業。作家。 <主な著書>『悪い仲間』、『陰気な愉しみ』、『海辺の光景』、『流離譚』など多数

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

阿川 弘之(あがわ ひろゆき)

1920年広島市生まれ。東京大学卒業。作家。 <主な著書>『山本五十六』、『井上成美』、『志賀直哉』、『食味風々録』など著作多数。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

庄野 潤三(しょうの じゅんぞう)

1921年大阪市生まれ。九州大学卒業。作家。 <主な著書>『プールサイド小景』、『静物』、『夕べの雲』、『絵合せ』など著作多数。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

遠藤 周作(えんどう しゅうさく)

1923年東京都生まれ。幼年期を満州大連で過ごし、33年帰国。35年、12歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒業後、フランスのリヨン大学大学院へ留学。55年、『白い人』で第33回芥川賞を受賞。日本芸術院会員、95年文化勲章受賞。主な作品に『海と毒薬』(新潮社文学賞、毎日出版文化賞)、『沈黙』(谷崎潤一郎賞)、『キリストの誕生』(読売文学賞評論・伝記賞、日本芸術院賞)など多数。96年逝去。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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