ゴマスリ達人の副支店長、ミスの責任を部下に押しつける課長代理、 出世のことしか考えない先輩、ノイローゼになる気弱な新人……。 自らの体験をもとに、銀行員たちの姿を感性豊かな筆致で描きあげ、 企業で働くことの意味を問い直したビジネス小説の会心作。
小説 バンカーズ
ぼくが銀行をやめた理由
ISBN:978-4-532-19044-6
並製/A6判/326ページ
おすすめのポイント
ゴマスリ達人の副支店長、ミスの責任を部下に押しつける課長代理、 出世のことしか考えない先輩、ノイローゼになる気弱な新人……。 自らの体験をもとに、銀行員たちの姿を感性豊かな筆致で描きあげ、 企業で働くことの意味を問い直したビジネス小説の会心作。
目次
- はじめに
第1章 大阪・谷町支店の怪しい人びと
第2章 バブル前夜の行員生活
第3章 歪んでいく日々
第4章 本店国際事務部
第5章 さらば、青春の銀行員
エピローグ
註
あとがき
著者・監修者プロフィール
1960年東京生まれ。北海道大学法学部卒業後、大手都市銀行に入行。 90年に退行後、翻訳業、ライター、シナリオ作家として多方面で活躍。 周良貨のペンネームで『監査役 野崎修平』『この女に賭けろ』等の コミック原作も手がけている。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。