マンション管理にもデジタル・トランスフォーメーションの波が到来。テクノロジーを活用した新しい管理のあり方を紹介します。

日経ムック マンション管理 修繕・建替え 徹底ガイド 2020年版

定価:本体1,500円+税
発売日:2020年06月15日
ISBN:978-4-532-18312-7
並製/A4変形/124ページ
購入画面へ進む

おすすめのポイント

マンション管理組合に求められる防災対策のキホンを徹底解説!
地震や風災害に強い一方で、水災に弱いマンション。災害に備えて用意しておくべき備蓄品から保険、災害発生時の行動計画まで、専門家への取材をもとに災害対策のキホンをまとめました。

◆時代は“マンション管理2.0"
分譲マンションの管理にも、デジタル・トランスフォーメーションの波が押し寄せてきました。ドローンを使った外壁の点検や遠隔監視技術による防犯・防災対策、無人の管理人室など、ここ数年でデジタル技術を活用したマンション管理の事例が急速に増えています。AIによる資産査定やエネルギー効率を高めたスマートマンションといった新たな取り組みも進み、マンションの暮らしや管理はデジタル化で新しいステージに突入しつつあります。

◆法改正で認定制度を創設
一方で、築年数が古いマンションでは管理が十分に行き届いていない物件も多くあります。古い物件は建物の老朽化と住民の高齢化から空き室が増え、管理組合が事実上、機能していないような物件もあります。
そこで政府は今年、新たな対策を打ち出しました。「マンション管理適正化法」を改正し、適切な管理をしている物件を認定する制度を創設。自治体が管理組合に関与する権限が強まり、管理が十分でない物件には指導や助言ができるようになります。認定制度は物件の資産価値にもつながるため、マンション管理の質が底上げされると期待されています。
今回の法改正では、マンションの敷地の一部を売却できる制度も新設されました。

本書では、マンション管理組合の実践的なノウハウを紹介するとともに、自然災害に備える防災対策、デジタル化や法改正といった新しい取り組みについて解説しています。

目次

  1. [特集]IoTとAI でマンションの暮らしと管理はどう変わる!?

    [1章]マンションの建物、設備、管理の状態をチェックする
    ・居住している分譲マンションについて まずは建物・設備の状態を知っておく
    ・マンションの資産価値はどうなのか 客観的評価と管理組合の資金力を調べる
    ・管理組合の運営はうまくいっているか 組合員としての意識と認知度はどうか
    ・管理会社との契約内容、サービスは理解しているか、不満はないかも確認を
    ・居住者同士の交流、活動はどうなのか、住み心地を左右するコミュニティは十分か

    [2章]意識改革から始める管理組合の運営
    ・区分所有者が全員加入する管理組合 その仕組みと役割をまず理解しよう
    ・住民の参加意識が良好な管理のカギ 総会への出席率を高めるポイントは?
    ・マンション居住者が守るべき管理規約 第三者の理事選任には規約見直しが必要
    ・古くて新しい管理費滞納と空き家の問題 組合運営を脅かす課題にどう対応するか
    ・他人ごとではない共用施設の再利用 空き駐車場は修繕積立金不足に直結する
    ・メリットの多いコミュニティ形成 地域との連携に広がるケースも

    [3章]マンションにいま求められる防災対策
    ・自然災害が多発する日本ではマンションの防災対策が不可欠
    ・被災事例に見るマンションの弱点と意外な盲点とは?
    ・管理組合が用意するべき最低限必要な防災への備えを考える
    ・管理組合で加入する災害に備える保険と補償内容
    ・管理組合に求められる災害時の指揮系統、連絡網
    ・管理組合と管理会社、居住者、地域での防災対策への取り組み方

    [4章]築年数別に考えたい 建物・設備の修繕箇所と今後の課題
    ・時代とともに進化してきたマンション 築年数に応じた修繕・更新は不可欠
    ・築年数別に考えられる修繕の必要箇所 劣化具合に応じて具体的に準備しよう
    [築40年超]耐震性を確認し、必要に応じて耐震補強。生活インフラを守る設備の更新も重要
    [築30~40年]建物の長寿命化をはかる修繕に加えて資産価値を高めるプラスα の工事を
    [築20~30年]外壁、鉄部の塗装などで外観を保ち専有部もリフォーム・更新時期に
    [築10~20年]高品質、高グレードのマンションが多くそれを維持するための点検、修理が大事
    [築10年以内]施工会社のアフターサービスを活用し、保証期間のうちに点検、修繕する
    ・付帯設備とその利用状況で検討したい 修繕・更新時期と効率的な使い方

    [5章]長期修繕計画の立て方と大規模修繕工事の進め方
    ・計画期間は何年あれば十分なのか 長期修繕計画の基本的なつくり方
    ・欠かせない長期修繕計画の見直し 積立方式は段階増額か均等積立か?
    ・効率的に修繕積立金を運用する方法 積立金が不足する場合の対応策は?
    ・大規模修繕工事はいつ行うのが適切か 修繕計画をつくるときの流れを知ろう
    ・工事費用を適切な金額に抑えるために カギを握る専門家と工事会社の選定方法
    ・大規模修繕工事の周期はコストに直結 低金利でローンを借り入れる方法も

    [6章]知っておきたい今後のマンション政策
    ・今後、マンション管理はどう変わる? 2022 年に創設予定の管理計画認定制度
    ・マンション関連の2つの法改正で「管理」と「再生」の課題解決を促進
    ・住んでいるエリアで全然違う! 地方公共団体の改修支援、助成制度を知る
    ・断熱リノベ、充電設備……など 改修でとり入れ可能な住環境向上の設備
    ・理事の高齢化、マンションの老朽化…… 課題解決に活用したいマンション管理士
    ・2020 年4月スタート! 東京都の「管理状況届出制度」の反響

    [column]
    ・タワーマンションの大規模修繕工事は管理組合、管理会社、施工会社の連携がポイント
    ・「マンションの建替え」に取り組む際に知っておきたい2つの制度
    ・[建替え事例1]難局を乗り越えて実現したタワーマンションへの建替え
    ・[建替え事例2]区分所有法に基づく建替え決議で名古屋市初の商業施設併設民間分譲マンションを建替え

著者・監修者プロフィール

日本経済新聞出版(にほんけいざいしんぶんしゅっぱん)

関連著者・監修者 商品

もっと見る

now loading

同じジャンルの商品

もっと見る

now loading