文豪ヘミングウェイの遺品、領収書や自筆の手紙などをもとに、日常の愛用品を写真と文章で紹介。現代にも通じる服装、モノへの偏愛、付き合い方などを通し新たな人物像を解読する異色のヘミングウェイ論。
ISBN:978-4-532-16734-9
上製/四六判/232ページ
おすすめのポイント
文豪ヘミングウェイの遺品、領収書や自筆の手紙などをもとに、日常の愛用品を写真と文章で紹介。現代にも通じる服装、モノへの偏愛、付き合い方などを通し新たな人物像を解読する異色のヘミングウェイ論。
ヘミングウェイ協会会長と20世紀のモノ・服装の歴史を語らせたら当代一の著者がタッグを組み、1万点以上に及ぶ、ヘミングウェイの写真、手紙、遺品のなかからとっておきの資料を選んで解説、まったく新しいヘミングウェイ像を浮かび上がらせる。
目次
- ホンモノへのこだわり―まえがきに代えて
【ファッション/カジュアル篇】
アメリカン・カジュアルウェア黄金期の記録
【ファッション/ドレス篇】
ナチュラルショルダーとヘミングウェイの時代
【愛用品/仕事篇】
よく書き、よく読み、よく遊ぶ
【愛用品/趣味・生活篇】
ハードボイルド・リアリズムと20世紀デザイン
はじまりは、一枚の領収書だった―あとがきに代えて
ヘミングウェイ年譜
協力クレジット/参考文献
著者・監修者プロフィール
1943年、静岡県生まれ。東京女子大学教授。日本ヘミングウェイ協会会長。キューバのヘミングウェイ博物館を訪れたことをきっかけに、日本ヘミングウェイ協会を設立。以来、ヘミングウェイ協会(USA)の国際大会にて論文を発表するなど、各国の研究者との交流も盛んに行なっている。2001年より同協会の会長に就任。著書に『ヘミングウエイの言葉』(新潮新書)、『ヘミングウェイと猫と女たち』(新潮選書)などがある。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。
1960年、兵庫県生まれ。大学在学中から雑誌の編集に携わり、卒業後は、ファッション誌、旅行雑誌、モノ雑誌などでエディター、ライター及びディレクターとして活動後、ライター専業に。特に服飾とプロダクト全般に詳しい。 <主な著書>『これは、欲しい。』(阪急コミュニケーションズ)、『ビームスの軌跡』(世界文化社)などがる。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。