なぜ変革の歯車はまわらず、人々は行動を起こさないのか。真の改革リーダーはこの乱世を迎えてなぜ輩出しないのか。戦略思考に基づく、揺るぎ無い信念を持つ改革者をつくり、行動の輪を広げる「変革の論理」を説く。
企業を変える
衝突の意思決定
ISBN:978-4-532-14973-4
上製/四六判/286ページ
おすすめのポイント
なぜ変革の歯車はまわらず、人々は行動を起こさないのか。真の改革リーダーはこの乱世を迎えてなぜ輩出しないのか。戦略思考に基づく、揺るぎ無い信念を持つ改革者をつくり、行動の輪を広げる「変革の論理」を説く。
目次
- はじめに
第一部 仮説の知識
第一章 目標が間違っていないか――――仮説の論理
1 変化は人の思いがつくる
2 意思決定における仮説とは何か
3 仮説は疑うことから始まる
4 仮説で挑戦する経営者たち
第二章 明確な指標をつくる――――流の論理
1 ナンバーワンか、オンリーワンか
2 数値の魔力
3 曖昧を破る指標経営
4 格付けの時代
第一部・まとめ 「仮説の知識」とは何か
第二部 行動の知恵
第三章 衝突の意思決定――――独創の論理
1 正しい議論の進め方
2 なぜ独創者は衝突するのか
3 怒りこそが変革を生む
4 成功するマトリクス経営
第四章 連続から不連続思考へ――――破壊の論理
1 完全なる破壊
2 無から有を生むブランクチャート経営
3 到来する新保護主義
4 大競争時代のKFS----真の実力主義とは何か
第五章 最後の知恵――――知の論理
1 あるべき知の崩壊
2 知を解く
3 知は行動する
第二部・まとめ 「行動の知恵」とは何か
あとがき
索引
著者・監修者プロフィール
滝谷国際経営事務所代表。1965年、東北大学(原子核物理)卒業、川崎製鉄(現JFEスチール)に入社。造船用・原子炉用厚鋼板、油井用鋼管の開発、工場設備の建設、本社で経営企画、新素材、エレクトロニクス、システム事業の各種プロジェクトを主導。1994年、川鉄情報システム(現JFEシステムズ)理事・経営情報室長、旧・郵政省郵政3事業ワークショップ座長、情報サービス産業協会・中小企業委員長、中小企業庁・政策研究委員。2000年、滝谷国際経営事務所を設立、現在に至る。意思決定論の研究と普及、日本企業と海外企業の経営指導を中心に活動。秋葉原経営フォーラム座長。日本OR学会などに所属。登山家としても活躍。 <主な著書>『「見えない問題」解決法』、『衝突の意思決定』(いずれも日本経済新聞出版社刊)などがある。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。