豊富な資源が眠り、多様な民族の利害が入り組む広大な地域・ユーラシア。その行方は21世紀国際政治の焦点。今は亡き著者の冷静な分析と国境・紛争地帯への体当たり取材が、その複雑な地政学的構図を明らかにする。

ユーラシアの世紀
民族の争乱と新たな国際システムの出現

秋野豊
定価:本体2,500円+税
発売日:2000年07月10日
ISBN:978-4-532-14845-4
上製/四六判/288ページ
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おすすめのポイント

21世紀国際政治の焦点、ユーラシアの揺れ動く現実を体当たり取材でとらえ、洞察力に富む地政学的分析に昇華させた、臨場感溢れ鋭い眼力に貫かれた遺著。

信念とエネルギーの塊から生まれた行動する政治学者の真骨頂。

目次

  1. 刊行に寄せて 秋野洋子

    まえがき 広瀬佳一

    第一部 ユーラシア学序説――――ユーラシア国際システムと日本外交

    はじめに
     1 ユーラシア国際システムの出現と「ユーラシア外交」
     2 ロシアおよびCISの動向
     3 中ロ国境交渉と中ロ関係

    第二部 ユーラシアの胎動――――国境・紛争地帯を行く
     1 グルジアとアブハジア
     2 コーカサス
     3 チェチェン
     4 タジキスタンと中央アジア
     5 中ロ国境とウイグル
     6 モンゴル
     7 中ロ国境と極東

    あとがき 稲垣文昭・広瀬佳一

    秋野豊 著作目録

著者・監修者プロフィール

秋野 豊(あきの ゆたか)

1950年生まれ。1974年早稲田大学政治経済学部卒業、1976年北海道大学法学部卒業、1978年北海道大学大学院法学研究科修士課程修了。1978―1981年ロンドン大学スラブ研究所にて東欧を中心としたソ連圏とヨーロッパとの関係を研究。1981年北海道大学法学部助手。1983年法学博士号取得。1983―1985年在ソ連邦日本大使館専門調査員。1986年筑波大学社会科学系講師。1988年筑波大学社会科学系助教授。1992―1994年米国東西研究所・在プラハ欧州センターのプロジェクトに大学の授業のかたわら参加、頻繁にチェコに出向く。1997年ロシア・中央アジア対話ミッションに参加。1998年外務省に入省、国連タジキスタン監視団(UNMOT)に出向。現地で何者かに襲われ殉職。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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