2019年10月、消費増税とともに導入。「何が対象になる?」「インボイスはどうする?」「システム改修は?」──この1冊で準備OK!
ISBN:978-4-532-11402-2
並製/新書判/192ページ
おすすめのポイント
2019年10月、消費増税とともに導入!
インボイスの書式は?
クーポンの扱いは?
店頭のアルバイトやパートさんには何を教えればいい?
システムの改修は?
──いまこそ知りたい最新情報を網羅!
あなたの疑問に取材記者が答えます!
編集者より
2019年10月、消費税率の標準税率が10%に上がるのに伴い、8%の軽減税率が導入されます。対象は、外食や酒を除く飲食料品と一定の条件を満たす新聞です。
「コンビニのイートインは外食なのか」「玩具にラムネ一粒がついている食玩は対象になるのか」など、判断に迷うケースも多く、早めに準備しておかなければ、現場が混乱すると予想されます。
また、いくらの消費税額をやりとりしたかを記載する「インボイス(税額票)」を新たに発行する必要があります。当初4年間は簡易方式でも認められますが、23年10月からは本格的なインボイスを発行しなければなりません。経理システム、レジの改修など、システム的な対応も必要となってくるのです。
スムーズな以降のために、何を知っておきべきなのか。どんな準備が必要なのか。本書はQ&A形式でポイントを押さえて解説します。
先行している海外も、対象商品は毎年のように議論され、見直されています。日本でも、同じようにさまざまな議論が起こることでしょう。
軽減税率は、一度対応すればそれで終わり、というわけにはいかないかもしれません。本書でそもそもの考え方をご理解いただいたうえで、変化に柔軟に対応できるような準備を進めてみてはいかがでしょうか。
目次
- 第1章 軽減税率って何だろう
-軽減税率は何に適用されますか?
-対象なのか分かりにくい商品もありますが?
-対象はどのように決まったのですか? ほか
第2章 対象商品はどう見分ける
-食卓に上がる品目はすべてが対象ですか?
-ファストフード店の持ち帰りは対象になりますか?
-買い物のとき店頭で混乱しませんか?
-適用する税率が8%か10%か分からないときは? ほか
第3章 経理部門・システム担当は何に備える
-インボイスって何ですか?
-インボイスは何に使うのですか?
-仕入れでの特例はありますか?
-納税額はどう計算するのでしょうか? ほか
第4章 小売業者はどうすればよいのか
-受発注システムやレジの改修にはいくらかかりますか?
-システムエンジニア(SE)は足りますか?
-1円未満の端数はどうするの?
-百貨店の物産展は軽減税率に対応できますか? ほか
第5章 個人事業主や免税事業者はどうなる
-免税事業者のビジネスはどのように変わりますか?
-インボイス導入で個人事業主に利点はありますか?
-青色申告には変更があるのでしょうか? ほか