成果主義の浸透、人材の流動化などを受け、OJTのやり方も大きく変わりつつある。本書では日常業務を通じてのOJTの具体的な手法を、コーチング、コンピテンシーといった新しい考え方を取り上げながら解説する。
ISBN:978-4-532-11050-5
並製/新書判/200ページ
おすすめのポイント
成果主義の浸透、人材の流動化などを受け、OJTのやり方も大きく変わりつつある。本書では日常業務を通じてのOJTの具体的な手法を、コーチング、コンピテンシーといった新しい考え方を取り上げながら解説する。
目次
- [I] 人材育成の考えかたとOJT
1 これまでのOJTの経緯
2 企業内教育とOJTの位置づけ
3 教育とは何か
[II] 何をすることがOJTか
1 管理・監督者の役割
2 管理の輪郭を正しく理解する
3 管理とOJT、リーダーシップの関係
4 OJT定着のための支援活動
[III] 日常業務遂行過程でのOJT
1 職場で反省・改善してほしい点
2 いつ、どのように指導・育成をされたか
3 OJT実践のQ&A
[IV] 制度・しくみとしてのOJT
1 「目標による管理」とOJT
2 OJTのしくみ
3 「目標による管理」を活用した部下育成
[V] これからのOJTのありかた
1 自立型キャリア時代のOJT
2 ビジネス・コーチングから学ぶこと
3 コンピテンシーから学ぶこと
4 カウンセリングから学ぶこと
5 成果主義とOJT
著者・監修者プロフィール
1938年名古屋市に生まれる。1962年中央大学経済学部卒業、秩父セメント(株)(現太平洋セメント)入社。同社工場総務部、本社社長室、人事部等に勤務。1980年秩父セメント(株)の教育研修部門である(株)総研コンサルタントに出向(常務取締役)。1995年秩父小野田(株)人事部兼務(マネジメントスクール校長、教育研修担当部長)を経て同社の関係会社、(株)クレオに出向(取締役教育事業本部担当)。 1998年寺澤オフィス設立。現在、寺澤オフィス所長、日本経営診断学会会員 。 <主な著書>『管理者のためのOJTの手引』(日経文庫)、『小集団活動実践ハンドブック』(経営書院)、『監督者の役割と実践OJT』(経営書院)、『人材育成OJT実践マニュアル』(ぱる出版)、『部下の指導・育成マニュアル』(ぱる出版)、『自立型キャリア時代の実践OJT』(PHP研究所)ほか。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。