NPO法人の激増、特定非営利活動促進法の改正など、初版以来の大きな変化を受け、全面改訂。NPOの実態、行政や民間企業との関係、課税問題などを幅広く解説。初めてNPOを知ろうという読者に最適の入門書。
ISBN:978-4-532-11016-1
並製/新書判/192ページ
おすすめのポイント
NPO法人の激増、特定非営利活動促進法の改正など、初版以来の大きな変化を受け、全面改訂。NPOの実態、行政や民間企業との関係、課税問題などを幅広く解説。初めてNPOを知ろうという読者に最適の入門書。
目次
- はじめに
[序] NPOの神話
1 NPOに対する誤解
2 本書のプラン
[I] NPOの世界
1 NPOの鳥瞰図
2 NPOの規模と構造
3 収入源からみた日本のNPO
4 市民団体・NPO法人の現状
5 NPOの占める地位
6 非営利セクターを国際比較する
[II] 非営利革命の背景
1 NPOはなぜ存在するか
2 福祉国家、新自由主義、そしてNPO
3 政府のリストラとNPO
4 高齢社会とNPO
5 情報化とNPO
[III] 様々なNPO
1 教育・文化分野のNPO
2 医療・福祉分野
3 国境を越えるNPOの活動
4 市民社会とNPO
[IV] フィランソロピー
1 慈善と贈与の経済学
2 寄付とボランティア
3 企業フィランソロピー
4 フィランソロピーの仲介機関
[V] NPOのマネジメント
1 NPOのマネジメント
2 広報とファンド・レイジング
3 NPOで働く
4 NPOの評価
[VI] NPOの制度と政策
1 NPOに関する政策
2 非営利法人制度
3 NPO法
4 寄付に対する課税
5 寄付税制の経済効果
6 法人制度・税制の改革の方向
付録 特定非営利活動促進法
参考文献案内
索引
Coffee Break
図表一覧
著者・監修者プロフィール
1955年、愛媛県松山市生まれ。1978年、大阪大学経済学部卒、英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス大学院経済学研究科修了(M.Sc.)。博士(大阪大学)。経済企画庁エコノミストとして経済白書の執筆など日本経済の実証分析に従事した後、1992年に大阪大学へ。経済学部助教授、米イェール大学客員フェローなどを経て、現在、大阪大学大学院国際公共政策研究科教授。 <主な著書>『ノンプロフィット・エコノミー』(日本評論社、1997)、『NPO最前線』(訳、岩波書店、1999)、『NPOデータブック』(編、有斐閣、1999)、『NPOの時代』(大阪大学出版会、2002)、『The Economics of the Japanese Nonprofit Sector』(Shokadoh,2003)、『コミュニティビジネスの時代』(共著、岩波書店、2003)
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。