アダム・スミスの復活、マルクスへの不信――。経済を見る目を養うには経済思想の基礎知識が不可欠。重商主義、ケインズからマネタリズムまで主要な経済思想をやさしく解説。
ISBN:978-4-532-10475-7
並製/新書判/194ページ
おすすめのポイント
アダム・スミスの復活、マルクスへの不信――。経済を見る目を養うには経済思想の基礎知識が不可欠。重商主義、ケインズからマネタリズムまで主要な経済思想をやさしく解説。
目次
- 序章 経済思想への招待
I 経済の発見一重商主義時代の経済学
II 経済の骨格と再生産一古典派経済学の生誕
III 成長と分配の法則一19世紀のイギリス古典派
IV 後進国の反古典派一ドイツとアメリカの経済学
V ユートピアと階級闘争一社会主義者の経済学
VI 経済人と市場均衡一限界主義の経済学
VII 経済変動の探求一貨幣的経済理論とケインズ
VIII 巨大組織の時代一独占と組織の経済学
IX 論争のなかの現代経済学
参考文献
用語解説
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経済学系統図
人名索引
著者・監修者プロフィール
1947年福岡県生まれ。1971年東京大学文学部卒業、1978年名古屋大学大学院経済学研究科修了、1981年岡山大学経済学部助教授、1988年京都大学経済学部教授。現在、摂南大学経済学部教授。 <主な著書>『オーストリア経済思想史研究』(名古屋大学出版会)、『近代日本の社会経済学』(筑摩書房)、『ウィーンの経済思想』(ミネルヴァ書房)、『社会経済学』(名古屋大学出版会)。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。